『ULTIMATE X-MEN』エピソードガイド
The Tomorrow People
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ISSUE #5

 ロンドンにて、ビッグベンが爆破された。ブラザーフッドの犯行だった。 マスターマインドの幻影能力で、警官 に返送したクイックシルバースカーレット・ウィッチトードブロブ、 マスターマインドは、サイクロプスが待機させていたブラック・バードに乗って 逃走する。「一般人を逃がすために爆弾のタイマーは15分にセットすると言ったのに、 3分にしたな!」と言ってクイックシルバーを非難するサイクロプスであったが、 「3分も15分も同じだ!ブリテンのセンチネルを止めるためだ。」と、クイックシルバーは 気にしていない。スカーレット・ウィッチが「弟を責めないで、サイクロプス。 心臓が1秒に5回も鼓動してれば、15分て長さは永遠のようなの。」と微妙なフォローを入れる。

そのころX-MENはホワイトハウス招待を受けるため、 ワシントンD.C.へ来ていた。彼らはサイクロプスがどこへ行ったのか知らぬままであった。
 ホテルでいちゃついてる ジーンウルヴァリンを残して、 チャールズ・エグゼビアピョートル・ラスプーチンオロロ・モンローボビー・ドレイク、 そして怪我から立ち直ったヘンリー・マッコイ はホワイトハウスへやって来た。 娘救出の礼を言われ、ミュータント全てが悪ではないことを認める 大統領。話をしながらX-MENが連れられた部屋は センチネルの制御・監視室であった。
 そこで、ミュータント・テロリストの温床、サヴェッジ・ランドにセンチネルの 大群を送り、ブラザーフッドをねたやしにするという計画を知らされるX-MEN。 サヴェッジ・ランドは今まで存在こそ噂されていたものの、実際の場所が不明だった。しかし、 数日前から出入りしているジェット機が発見され、場所が特定されたという。そのジェット機 こそがブラック・バードであった。監視カメラに映ったサイクロプスを観てびっくりする ボビーたち。"What's going on, Professor? Are they going to KILL Cyclops?" サイクロプスがサヴェッジ・ランドにいることを知って、計画をやめるよう、大統領に 進言するプロフェッサーであったが、「ブラザーフッドを叩くまたとないチャンス」と 考える大統領は、センチネル発信命令を出してしまった。

そのころサヴェッジ・ランドでは、サイクロプスが マグニートーと語っていた。自分が罪のない人々を 爆発に巻き込んでしまったことに強く思い悩むサイクロプス。それに対しマグニートーは、 「ミュータントをセンチネルから守るには仕方がない」「人間だけが生きるためでもなく 同種を殺す」「このサヴェッジ・ランドで甦らせた古代からの生物たちは、本能に従って 生きているがとても平和だ(←なぜかサヴェッジ・ランドには恐竜とか巨大昆虫とかが 生息してる。)」「人間がいなくなれば、これらの生き物とミュータントたちが 地球上に永遠に平和に暮らせる」「人間は戦争を発明した実に卑しい動物だ」 「我々のような高等な存在が地球上で最も卑しい不必要な生き物を減らしたことで、モラルの ことを気にする必要はないのだ」とかいろいろなことを言ってサイクロプスをなぐさめる(?)。 この辺のマグニートーのセリフはどれも力強くておもしろいです。マグニートーのうんちく を一通り聞いたところで、
"I'm never going to KILL for you, Magneto."
「もうあなたのために人殺しはしない。」
-"Nor would I ask you to, Cyclops. Our perfect world will be soon enough."
「そんなことは頼まないよ、サイクロプス。我々の完璧なる世界はもうすぐそこなんだ。」
と、言い交わして締めくくります。
 そして別れ際にマグニートーは、スカーレット・ウィッチのPOETRY RECITALを観に行くか、と サイクロプスに問い、彼女がサイクロプスを気に入ってることを告げる。

 サヴェッジ・ランドの中央施設から離れた湖のほとりでは、クイックシルバーが姉、 スカーレット・ウィッチに悩みを打ち明けていた。なかなか父マグニートーに認めてもらえず、 しかられてばかりいる、と弱気なクイックシルバーをスカーレット・ウィッチは 「父はあなたを誇りに思ってる」と言ってなぐさめる。
 そこへセンチネルの大群が襲来。サヴェッジ・ランドに攻撃を開始した。 非戦闘員であるサヴェッジ・ランドのミュータントたちを必死に守ろうと頑張る ブラザーフッドとサイクロプスたち。そこへマグニートーが現れ、 能力により、センチネルの大群の動きを封じる。さらにセンチネル全てのコンピュータ をいじり、プログラムを「ミュータントだけを狙う」から 「ミュータント以外を狙う」に変更した。怒りに燃えるマグニートーは プログラムを書き換えたセンチネルの大群と共にワシントンD.C.攻撃へ飛び立つ。


「エグゼビアが防ごうとしていた戦争が始まる...」

"There's no way to stop it now, cyclops."
「もう止める手立てはないわ、サイクロプス。」
"Let evolution take its course, my friend.
I know it's hard, but what comes next is almost certainly for the best."
「これが進化の過程なんだ、友よ。道のりはつらいが、その結果は最高のものとなるはずだ。」
"Drop dead, dirtbag."
「そのなの、くそくらえだ。」

 クイックシルバーの手を払いのけたサイクロプスは通信機を取り出す。
"Professor X, this is Cyclops....... We've got a SITUATION here, sir."

サイクロプスはプロフェッサーXの理想を目指す、と再決心したのであった.....。


ISSUE #6へつづく






























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