エピソードガイド
■RETURN TO WEAPON X
RETURN TO WEAPON X
収録TPB
vol.2: RETURN TO WEAPON X
ISSUE
#7 - #12
あらすじ
 エグゼビア学園が襲撃された!拉致されたX-MENが連れて来られたのは、ウェポンX 研究所。ミュータントを殺人兵器へ変えようとするラス大佐。ビーストは改造手術 を受け姿を変えられ、マーヴルガールはサイクロプスを人質に捕られて殺人を強要 されてしまう。同じアダマンチウムの爪を持つセイバートゥースと対峙する ウルヴァリン。絶体絶命のX-MENを助けに来たのは.....?
 vol.1から登場人物の心理を一段深く掘り下げて描くミュータントたちの戦い。 彼らに安息の日は来ない。 (2006.1.22)
Writer: Mark Millar
レヴュー
・前回よりおもしろいよ
 前回が5とすると今回は7です。アクションもストーリーも強化されてます。

・登場キャラクター
 主な新キャラとして、ナイトクローラー、ローグ、ジャガノート、 セイバートゥースがウェポンXの兵士として登場。ニック・フューリー も重要な役として出てきます。さすがリメイクULTIMATEヴァージョンだけあって、 もうこんなに人気キャラが出てきます。いいことですね。

・X-MEN、初の大ピンチ! そのとき若きミュータントは何を考えたか
 『トゥモロー〜』でも危なっかしい場面はありましたが、これほどのピンチ ではありませんでした。エグゼビア学園を襲撃された際は、兵士として訓練を受けた ウェポンXチームに歯が立たず、みんなボコボコにされて連行。目が覚めると 頭に小型爆弾が埋め込まれ、言いなりにされてしまう。頼みのプロフェッサーも 洗脳状態で使い物にならない。密かに期待していたウルヴァリンもあっさりやられて 運ばれてくるという悪夢。
 全身青色にされてしまい落ち込むビースト、サイクを守るか殺人を犯すか 選択を迫られるマーヴルガール、死を覚悟し泣きべそをかくアイスマン。そして ウェポンXに少年時代を奪われたナイトクローラーはX-MENという始めて気を許せる 相手に出会う。人間に究極の虐げを受けた若きミュータントたちはそのとき何を考えるのか? 今回は、前回より登場人物の心理を掘り下げていて話が深くなった感があります。

・X-MENの根底に流れるもの
 さんざん虐げられたミュータントたち。再び自由を得たとき彼らが人間に 下す判断とは?この判断こそがX-MENを悲しいヒーローにしてゆくもとなのだと思います。

・ウルヴァリンの過去
 今回、ニック・フューリーとの関係が少し明かされる回想シーンがあります。 ただしこのことはウルヴァリンが記憶を消された後の出来事。ウェポンXには ウルヴァリンに関する資料が残っていたのですが、セイバートゥースに焼き捨てられ ます。っていうかセイバートゥース、資料焼くためだけにわざわざウルヴァリンを雪山 まで連れて来なくてもいいと思うが。その後二人の決闘が始まるけど、もうちょっと うまい理由つけて雪山場面にしてほしいものです。

・悪漢、セイバートゥース!
 で、このULTIMATEセイバートゥース、かなり気合入ってます。すでに アダマンチウム骨格だし、手の甲から四本も爪がでるし。他のウェポンXミュータント と違い、好んで殺人兵器になってます。平気で「オレは殺しが大好きなんだよ」 とか言ってるし相当な危険人物。
 かつてウェポンXの中で一番がウルヴァリン、 二番がセイバートゥースだったということに腹を立て、ウルヴァリンと対決するの ですが、戦闘能力ではもはやウルヴァリンより上。でも頭のほうはウルヴァリンの ほうがちょっとよろしいかと。

・ナイトクローラー強化!
 ナイトクローラーは正史よりかなり容貌が強化されてます。 正史では青っぽかった皮膚が黒ずみ、目は常に黄色く光り、口と鼻から 硫黄の煙が漏れてます。フェンシングの達人という設定はないようですが、 相変わらずどのコマでもカッコいいポーズとってます。

・ラス大佐、暴走
 今回の一番の悪者はラス大佐です。前回でウルヴァリンに殺されかけてた 大佐とは思えないタフっぷり。その振る舞いは周囲の軍お偉方に反対されても あくまで計画を続けようとし、勝手にX-MEN捕獲するは反対派の将軍を爆殺するはで かなり暴走。ミュータントに対する扱いもひどい。 見ていてむかつくほんとやなやつです。

・小ネタ、伏線も多数
 前作から引っ張ったネタやこれからの伏線も多数仕組まれてます。 試練を経験したX-MENがこれからどんな成長を遂げるのか楽しみですね。
(2006.1.22)


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