(初登場)
自宅に帰ると部屋の中に重傷のウルヴァリンがいて驚く。ウルヴァリンを匿いメリー・ジェーン
と共に介抱した。彼の傷が癒えると
出て行ってもらおうとしたが、ピーターの家の前に前にウルヴァリンを襲った武装集団が現れ、
ピーターはスパイダーマンのコスチュームに着替えてウルヴァリンの脱出を手伝った。その後ウルヴァリンと
行動を共にして襲撃者の正体を追う。途中寄ったブラック・ウィドーの
家では、ウルヴァリンとブラック・ウィドーの会話に横から口を挟もうとしたが完全に無視された。ウルヴァリン
ともどもブラックウィドーに追い出された後、建物の屋上でスパイダーマンは自分がウルヴァリンと行動を共にしているのは
自分のスパイダーセンス(=危険感知能力)でウルヴァリンを助けるためだというが、その会話の最中に
ミサイルが飛んできてウルヴァリンの腹を突き刺し、さらに飛んでゆき向かいのビルで爆発した。
取り残されたスパイダーマンにもヘリコプターで追っ手が迫り攻撃を受けた。攻撃を逃れたスパイダーマン
だったが、ヘリコプターがミサイル爆発地点に向かうのを見てウルヴァリン救出のために向かうが、火災が
ひどく近づけず辺りを探し回った。
その後、ウルヴァリン、デアデビル、
ターラ一味の三者膠着状態のところへ駆けつけ武装集団を蹴散らした。デアデビルの策を台無しにした
ことで彼に叱責され、デアデビル、ウルヴァリンと共に路地裏へ入り銃撃から逃れた。ウルヴァリンの
ヒーリングファクターやデアデビルの特殊聴覚に興味津々だが、ここでも二人に無視された。その後、
ターラに一人で立ち向かったウルヴァリンが逆に他方からの銃撃を受け重傷を負い、スパイダーマンは
デアデビルにウルヴァリンを街から連れ出すように命令された。動くこともままならないウルヴァリン
に対し、スパイダーマンは何故X-MENに助けを求めないのか問いただした。X-MENを抜けた真の理由を
話、気を失いかけたウルヴァリンのところへブラックバードのサーチライトが照らされた。
「あなたが目を覚ましたらきっと僕に腹を立てるだろうな。だってさっきあなたを見失ったときに
・・・・電話かけちゃいましたから。」
今回はULTIMATE X-MENに初めてスパイダーマンが登場しましたが、一生懸命役に立とうとしている
一方、ブラックウィドーやデアデビルに非常に軽々しく扱われていて笑えます。私は『ULTIMATE SPIDER-MAN』誌
は読んでいないので詳しくは分からないのですが、今回がデアデビルとの初顔合わせだったようです。正史
のほうでは友人関係だった気がしますが、これからULTIMATEではどうなるんでしょうね。
(2006.11.4)
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