(初登場)
N.Y.で手品を披露し、若い女と仲良くなっては彼女とホテルへ...、のような
その日暮しの生活を送っていたが、ある日両親を失った少女
シェリーに助けを求められた。シェリーの両親
がマフィアに殺されたことを知ったガンビットは彼女を守るためそばにおいて
面倒を見始めた。しかしその夜、寝ている間にシェリーは殺し屋
ハンマーヘッドに誘拐されてしまう。「捜すな」と書かれたメモを発見した
ガンビットは少女を必ず救い出すことを決意し、手がかりとなりそうなギャングたちの
アジトを次々と襲撃していった。
傷つきながらもハンマーヘッドの居場所を突き止めたガンビットは、そこで
ハンマーヘッドとの死闘を繰り広げる。自分もダメージを負うほどの激しい爆発を
起こして闘うも、ハンマーヘッドに押さえられボコボコに殴られてしまう。
最後、ハンマーヘッドが「死ね!もうトリック・パワー・カードもないんだろうが!」と
言って殴るのに対し、ガンビットは「パワーはカードにあるんじゃない。
俺自身の中にあるのさ!」といってハンマーヘッドの頭蓋骨を爆発させて殺した。
シェリーを無事救い出したガンビットは、自分が大勢を敵に回したことを
自覚し、シェリーの安全を考え彼女を街で面倒を見てくれる人に預けた。
別れを嫌がるシェリーにガンビットは"魔法"で空の飛び方を教え、再び目を開けた
シェリーの前にはもうガンビットの姿はなかった。
今回のガンビットはとても優しく強い男として描かれており、シェリーとの
優しい会話、怒りに燃えてのアジト襲撃などどのシーンもかっこよかった。また、ハンマーヘッド
の手がかり探しの途中で、プロフェッサーX
からX-MENへの勧誘を受けるが、あっさり断っている。(2006.2.17)
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