■BEAST
RN: Henry J. McCoy (ヘンリー・J・マッコイ)
CN: Beast (ビースト)

■ミュータント能力
人間を凌駕する身体能力と頭脳
■所属
X-MEN → New Mutants
■解説
 ずんぐりむっくりの体格と大きな手足を持ち、X-MEN最高クラスの運動能力を有する。 また、化学・工学分野に明るく、ジェット機の迷彩機能強化や、デンジャールームの 戦闘訓練プログラムを開発するなど、エグゼビア学園に大きく貢献してきた。 子供の頃から体格についてからかわれ、いじめを受けて育ったが、X-MEN入隊後、 ストームと付き合うようになって心を開く。 が、WEAPON Xに人体改造を受けて 全身青色になってからは、再びルックスにコンプレックスを持つようになった。 (2005.3.21)
■リンク: 「WORDS X」

略歴
■THE TOMORROW PEOPLE  (#1-6)
(初登場)
最初は青くなかった  サン・ディエゴにてマーヴル・ガールに スカウトされ、エグゼビア学園に入り、 X-MENに入隊した。このとき19歳だった。 入隊直後のボビー・ドレイク救出劇では、 ボビーを抱えたままビルからビルへ飛び移り、立派に守りきる。続く ウルヴァリン救出 作戦では、檻の解除コードを解析するなど、頭脳面もみせる。 その後の大統領の娘救出作戦では、救出に成功するものの、アンチミュータントの 武装集団に襲われ瓦礫の下敷きになり、重傷を負う。懸命な治療により回復するが、 治療に使った新薬の作用で、全身の毛が青色に変化した。 vol.1クライマックス、 ワシントンD.C.での戦いでは、市民の人命救助に徹した。この際、ビーストのあまり の俊敏さに、センチネルはビーストを 3人分認識して攻撃していた(らしい)。
 学園のジェット機の改造、トレーニングプログラムの開発なども行い、 ヘンリー・マッコイはミュータントの仲間たちと共に過ごす中で、自分の能力を知り、 自分に自信を持てるようになった。(2005.3.21)
■RETURN TO WEAPON X  (#7-12)
 ストームと付き合うようになった。ウェポンXに よる襲撃の際はストームを守ろうとセイバートゥース に跳びかかったが簡単にのされてしまった。その後ウェポンXの施設で ミュータント能力を引き出す手術を施された。これにより 全身の皮膚が青色に変化し牙や爪が発達し、さらに身体能力、五感が強化された。 「逃げ場はないぞ、ドクター・コーネリアス!どこにいたって臭いで分かるんだ!」
 施設内でミュータントの叛乱が起きたときは、真っ先に憎い Dr.コーネリアスを追いかけるが、 銃創を負ったプロフェッサーXを発見し、 コーネリアスと協力して手術をし、プロフェッサーの命を救った。
 ストームとの幸せな日々から一転、 自らの外見の変化に深い悲しみと怒り、そしてこれからの周り人の視線を 想像する怯えに悩むビーストの姿は涙を誘います。しかも自分をこんな姿にした 張本人であるコーネリアスを結局殺さないなど、やはりビーストらしい 優しさを見せ、読んでるこっちはよけいに悲しくなります。頑張れ!ビースト! (2006.1.14)
■WORLD TOUR  (#15-20)
 インターネットにはまり、ビーストのファンだというメル友ができた。 (しかしその正体はブロブである。) 「アイスマン、私に続け! ストームとベツィーはアイスマンの援護だ!」
 ワールドツアーでイギリスに滞在中にプロフェッサー が出した授業課題ではスコットと組んでクラス一番の成績をとった。
 最初のデイヴィッド・エグゼビア捕獲作戦においては、サイクロプス はおらず、プロフェッサーXも気絶してしまった状態でビーストが即座にリーダーシップを発揮した。 その俊敏な動きでデイヴィッドに操られているウルヴァリンを蹴り飛ばすが、 デイヴィッドの精神攻撃で動きを封じられてしまう。その後、デイヴィッド追跡中、一緒に車に乗っていた ストームアイスマンとプロフェッサーについて 意見を述べ合った。ストームはプロフェッサーが自分達を操って危険な任務へつかせているのでは、と言い、 アイスマンは自分はこんなにデイヴィッドに恐がっているんだから、操られてないと思うと言う。それに対して ビーストは「確かに。しかし操られてると悟られないために、恐怖心も与えているのかもしれん。」と口にする。
 デイヴィッドとの最終対決では、プロフェッサーの指令でビーストが先陣を切って跳びかかったが、 アイスマンとストームのカバーが得られず、デイヴィッドに投げ飛ばされてしまう。デイヴィッドはビーストに 対し、「他のX-MENどもを殺せばお前の顔をブラッド・ピットみたいにしてやるよ」と持ちかけるが、ビーストは 「でたらめ言うな!このクズ野郎!」と言い返した。逆上したデイヴィッドに殴られビーストはぼろぼろに なって倒れてしまう。
 事件解決後、ビーストはストームに冷たくあたるようになっていた。デイヴィッドに言われたこと、 「気づかないのかなぁ? パパ(プロフェッサーX)がストームの心を操ってるだけなんだよ。 あんたは学園にとって貴重だから手放さないためにやってるのさ。」がまんざら嘘ではないと考えるようになっていたから だった。(ビースト)「考えてみれば正しい。君のような人が私のような奴を好きになるなんて、 (プロフェッサーが心を操ってる)他にどんな理由がある?」(ストーム)「私があなたを愛してるからよ。」 子供の頃からさんざん姿をバカにされてきたヘンリー・マッコイは、ストームのそんな言葉も 、恐れて素直に信じることはできないのであった。
 切ないです。デイヴィッドとの争いでも「でたらめ言うな!」ってセリフが心に沁みます。 (2006.2.20)
■HELLFIRE & BRIMSTONE  (#21-25)
「ナオミ、君と私の間の秘密だよ。マグニートーは実は死んでないんだ。」  ストームと別れ元気がないビーストであったが、 インターネットで知り合ったメル友"Naomi"にだけは心を開いていろいろなことを 話していた。ヘンリー・マッコイの大ファンだという"Naomi"にいつしか恋心を 持ち始めていたビーストは、うっかり得意げに 「マグニートーが生きている」 という秘密を伝えてしまった。
 実は"Naomi"の正体はブロブだった。 ブラザーフッドはことの真相を確かめるためビーストに「こんなにお互いのことを 想ってんだから、会わなきゃ。明日にでも会いましょう。」とメッセージを送る。 応じてしまうビースト。ブラザーフッドの罠とも知らず、ビーストはめかしこんで 「私はなんてバカだ. . . . . 。」 "Naomi"に会いに行った。ブラザーフッドのリンチに遭い、ボロボロになりながらも マグニートーの居場所を喋らなかったビーストであったが、テレパシー能力を 持つミュータントによって秘密が知られてしまった。立ち上がることもできない ほどに傷を負ったビーストは何とかX-MENへ緊急通信を入れる「私はなんてバカだ。 彼らは全てを知ってしまった。」しかし、もはや手遅れ。ごみ置き場で ぼろ布のように横たわるビーストは両手で涙をおさえていた。
 今回もビーストはめっちゃかわいそうですね。心を弄ばれるは、リンチに遭うは。 前回、ひどく傷ついたビーストがやっと見つけた癒し。それが幻と消え、後には 大きな代償が待っていた。苦労してます。 (2006.2.25)
■ULTIMATE WAR  (Ultimate War #1-4)
「私の全知恵をもって奴らの足を止めますよ!」  エグゼビアが用意していた秘密の隠れ家でセキュリティシステム向上のための 作業を行う。短期間のうちにいくつかの探知システムや新しいデンジャー・ルームを 作っていた。買出しに行ったオロロがある部品を 買ってこなかったことで口論となってしまうなど、精神的に苛立っている。
 アルティメッツによる X-MEN襲撃の際には足が不自由なプロフェッサー を抱えつつ攻撃を逃れ、X−ジェットを使って逃げようとした。しかし ブラック・ウィドーの攻撃により ジェットは大破しピンチに陥る。最後までプロフェッサーを抱えていたビースト であったが、プロフェッサーの"最後の手段"の隙に仲間の元へ走り去った。
 仲間を守るために隠れ家の強化。これができるのは自分だけ。それを 承知しているビーストの懸命な姿は、彼の性格が現れているいい描写です。 ストームとの関係も気になります。(2006.3.16)
■RETURN OF THE KING  (#26-#33)
「何人の兵隊を殺したんだ、ウルヴァリン?」  X-MENを何とかまとめようとするが、ウルヴァリンジーン・グレイの仲たがいに振り回される。 ストーム「ヘンリー.....」
 マグニートーの要塞へ向かっている最中、 ブラックバードの翼の上で夕日を眺めていたところ、 ストームに声を掛けられた。今回の事件の話から始まった二人の会話はやがて 二人の気持ちを確かめるものとなりお互いが愛し合っていることを確認した。
 マグニートーとの最終対決では、X-MENの連携技の締めとしてマグニートーを 殴り倒した。
 事件後エグゼビア学園で開かれたパーティーでは突然両親と再会を果たす。 両親はミュータントの親としての自伝的小説を書き多額の印税を得たことを伝え、 ヘンリーが家出する原因を作ってしまったことを謝った。ヘンリーはそれを きょとんとした顔で聞き、そして受け入れた。
 ビーストがX-MENを一番心配している感じでした。あまり目立ちませんでしたが 要所要所で的確なセリフがはいり彼らしい。 今回はストームとの仲直りができてよかったです。 (2006.5.5)
■BLOCK BUSTER  (#34-39)
 ウルヴァリンの救出や、ウェポンX残党のアジト襲撃に参加した。
 今回はほとんど活躍なし。学園での食事風景によれば、ビーストが皆の夕食を作っていました。 (2006.2.27)
■NEW MUTANTS  (#40-45)
 ウォーレンが学園へ来たことを、学園へ"天使"がやってきたとインターネット のファンサイトに書き込んでしまい、それが発端となり学園へキリスト教団体が押し寄せることになった。 プロフェッサーXと他の生徒(特に ジーンをはじめとする女性キャラ)から厳しく追求・非難され床を見つめるビースト。エンジェルが 学園を飛び出したことを察知したプロフェッサーは、エンジェルが一目惚れした ストームに単独で迎えに行くよう指示し、ストームはそれを引き受けた。ビーストは辛い表情でその やりとりを聞いていた。 「私は決めたんです。選択したんです。ただそれだけです。」
 街のカフェにいたビーストは、エマ・フロストに声を掛けられ、 ニュー・ミュータンツに勧誘された。その後ビーストは エグゼビア学園を密かに去った。ホテルに泊まっていたビーストの前にプロフェッサーがマインドプロジェクション として現れ、学園を出て行った理由を問い、戻ってくるよう説得する。だがビーストは「これが私が決めた 選択だからだ。」と言うだけであった。プロフェッサーに今までの恩を感謝し、目の前から去ってほしいと言い、 窓の外を眺める。 「危ない!」
 ニュー・ミュータンツの一員となったビーストはお披露目の舞台にエマ・フロストらと共にいた。 大統領の演説の途中で突如現れたセンチネルに対し、ニュー・ミュータンツ の面々が慌てふためくが、ビーストは必死に大統領とミュータントを守ろうとした。腰が抜けてしまった ニュー・ミュータンツをかばったビーストは、センチネルの破壊光線の直撃を受け、さらに瓦礫に埋もれて 息を引き取った。 「・・・・・」
 ヘンリー・マッコイの葬儀はエグゼビア学園にて執り行われ、X-MEN、ニュー・ミュータンツ、 ニック・フューリーが参列し、サイクロプスウルヴァリンによって学園の庭に埋葬された。
 ストームに別れの言葉も言わずに出て行き、そしてそのまま帰らぬ人となったビースト。悲しすぎです。 今まで数々の災難に見舞われてきたここに来てとうとう命を落としてしまうとは。死んだキャラが生き返って 来るというのはアメコミではよくあることですが、ULTIMATEにおいてはその傾向はかなり薄いです。 ice-water自身がサイクの次くらいに好きだったキャラなだけに、何かの機会に復活してほしいです。 (2006.12.27)

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